学生を企業に引率して参りました
2015.10.31 Sat

駅好きのワタクシです。
今回は職場見学と同時に行われた書類選考の様子をご報告致します。
昨年も卒業生を採用して頂いたデザイン関連の企業様です。今年も求人を
頂きまして、本当にありがとうございます!
興味があるという6名の学生が職場のミーティングルームに通されまして、
先ずは仕事内容の説明をお聞きします。

普段見たことのある広告物を作成されていることを説明して頂いて、真剣に
見ています。
企業様からの説明が続きます。今回は卒業生も説明を担当して下さいました。
卒業生のHさん、お忙しいのに時間を取って頂いて感謝致します。
実は、このように説明をしている時に企業の方は「学生の反応」を見ているのです。
「興味を持ってくれたかな?」
「話しを理解してくれているかな?」
大きく分類するとこの2点です。どう言う意味かと申しますと・・・。
「興味を持ってくれた = 入社意欲を感じた」
「話しを理解している = コミニケーション力がある = 会社になじめそう」
・・・ということなんですね。
色んな質問をして答えを聞くだけが面接試験ではないのです。
「何気ないような会話」から、「その人の人柄」って伝わって来ますよね?
その点を面接試験では見られるんです。
人柄に加えてデザイン関連の会社では、「学んだこと」をしっかりチェック
します。デザインの仕事は表現する仕事なので、当然ですが学生の
表現力を確認しようとする訳です。
これがその様子です。デザイン関連の会社が行う「書類選考」です。

今度は企業の方が食い入るように何かを見ていますよね?
企業の方が見ているのは「学生の作品集」です。学内では
「ポートフォリオ」と呼んでいます。
本校の学生は就職活動の際に必ず「ポートフォリオ」を持参して行きます。
理由は・・・、
「あなたは学校で何を学びましたか?」
「学んだことを当社でどう活かしますか?」
「あなたはどんな技術を身につけていますか?」
このような質問をされた時に、しっかり説明が出来るようにするためです。
学んだことが一目でわかる状態になっている訳ですから、説得力が
ありますし、企業の方も合否の判断がしやすいのです。
今回の引率では受験を希望しなかった学生もいましたが、3名の学生が
書類選考を通過しました。
「学んだこと」「身に付けた技術」が自分の就職の可能性を広げることに
なるんですね。
「職業に就くために必要なことをしっかり学ばせて身に付ける」
これが本校の教育の目的・方針です。企業様の要望にお応えできる
人材育成をこれからも続けて参ります。
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